こんにちは!
最近、お客様に塩の大切さについてお伝えすることが多いのですが40代を過ぎると「高血圧のお薬」を飲んでいるのが一般的、と言われるほどたくさんの方が飲まれていることを知りました。
皆さんに「具体的にどういうことに気を付けているか?」をお聞きするとだいたいが
「減塩」
と仰います。それはお医者様が勧めるからだと。
そこで今回テーマを「塩」としまずは
・塩とは?
を、お伝えしたいと思います。
あの塩は産業用?!
突然ですが、皆さんのおうちにある塩はどんな塩ですか?
青いフタですか?
醤油は「減塩」ですか?成分表はみましたか??
私自身のお客様には必ず岩塩・海塩をおすすめしており、理由も一緒にお伝えすると
「なるほど」
と納得していただけます。
ではなぜ、一般的に食卓にある「青いフタ」の塩ではだめなのでしょうか?
実は現代社会において「塩」と言われているものは「塩」ではなく
加工された塩化ナトリウム(NaCl)
であり精製塩と言われています。塩化ナトリウムの約93%は産業用として加工に使用されており、残りが食卓用の精製塩となります。
塩化ナトリウムと塩の違いは主に「成分」にあります。
塩化ナトリウムにするには工程上、NaCl以外の元素を取り除きます。もともと岩塩や海塩にはたくさんの微量元素が入っており本来私たちが摂らなければならない栄養素たちです。
しかし、取り除きそこに新たに別の化学物質が加えられます。
・炭酸カルシウム…除酸として使用。酒石酸(カリウム塩、カルシウム塩、マグネシウム塩)と結合しやすく除去する役割。
・炭酸マグネシウム…塩の塊をなくすために使用。
・フェロシアン化ナトリウム…塩の塊をなくすために使用。ヨーロッパの上級な塩では使わないし、アメリカでも添加することに対し反対運動が行われている。
・フェロシアン化カリウム…塩の塊をなくすために使用。中国では有毒認定。…中国で?
・ケイ酸アルミニウム/水酸化アルミニウム…塩の塊をなくすために使用。表面処理剤として。
つまりあの精製塩のサラサラは人工的に作られている、ということ。
本来の塩の姿ではありません。
岩塩や海塩を使用されている方はご存知ですが、ある程度ごつごつしていて粒が大きいんです。
そしてこの加工された精製塩というものは、他の物質と結合しやすいのでガラス加工やプラスチック加工などの際に使用されます。
参照:塩化ナトリウムをガラスの研磨加工、洗浄に工程に応用した例
天然塩と精製塩の違いは作る工程にあります。イオン交換膜透析法で塩の成分を濃縮し塩化ナトリウムが約99%以上のものを精製塩といいます。
参照:アジシオの製造会社
これに対し天然塩は自然乾燥、平釜でゆっくり作られるので微量元素も海水のようにしっかり含まれています。
食べると精製塩のほうが若干きつくとげとげしい塩っ辛さがあり、天然塩は甘さがあるんです。なのですごーくまろやか。
このとげとげしいものが、体にとっては大敵で高血圧に体が向かっていく理由になります。
次回はからだの中の仕組みもお伝えしていきます。
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