私たちが人として生きられなくなる日まで①

こんばんは!

最近はひたすら勉強勉強勉強!

それは来年7月に憲法改正を本格的に自民党が進めているから。

その証拠に推進本部から実現本部に切り替えました。


護憲というと、何も歴史を勉強されていない方は共〇党と勘違いされますが全然違います。

皆さんは今回の憲法改正で何をされるかご存じでしょうか?

表向きは4項目。

①安全保障にかかわる「自衛隊」

②統治機構のあり方に関する「緊急事態」

③一票の較差と地域の民意反映が問われる「合区解消・地方公共団体」

④国家百年の計たる「教育充実」


本日は現在の日本国憲法についてお伝えします。



当たり前のこの生活は日本国憲法によるもの


皆さんは、朝起きて仕事や学校に行き趣味を楽しみ何の変哲もない平凡な毎日を送れる。これを幸せと思いますでしょうか??


私は幸せです。


この幸せは第二次世界大戦前はありませんでした。

戦争が起きたら「お国のために」戦いにいかなければなりません。当時、国家の元首は…王であり、いうたら王様です。

国の決定に従わなければ「非国民」扱いです。今のような個人の権利などありませんでした。


しかし、第二次世界大戦に敗戦しGHQが草案したあと日本人が正式に作成したのがこの「日本国憲法」でした。最近まで私はこの日本国憲法はGHQが作成したものとばかり思っておりましたが、

今回の改憲に伴い、全ての憲法に目を通し仲間の助けもあり

「本当の現日本国憲法の目的」を理解することができました。


日本は(建前上)民主主義の国です。

なぜかというと国民に主権があるからです。

それは前文「日本国民は…政府の行為によってふたたび戦争の惨禍が起こることのないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。…」

第1条 天皇は日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であって、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基く


主権とは、他の誰にも支配されない、国家統治の権力のこと。つまり、私たちに主権があるから圧政は許されないんです。

だから、すぐに留置所に送られ拷問を受けたりもしないし絶対王政時代のように皇帝や君主による圧力はない。

日本は私たちの国!なんです。



それが改憲後どうなるのでしょうか?


第1条 天皇は日本国の元首であり日本国民統合の象徴であって、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基く。


天皇=元首

に変更されています。

元首とは、国の代表のこと。

ちなみに第二次世界大戦時の憲法である大日本帝国憲法でも天皇=国家元首とされています。これだけで「戦前回帰」とは言えません。

ちなみになんで戦前回帰があかんて、

皆さん戦争したいですか?平和が良いですか?

それだけです。

ここでなぜ今回の草案が「戦前回帰」と言われているのか?

そしてナチス政権の再来と言われているのか?



当時のドイツは世界一の民主主義の憲法であるワイマール憲法でした。

しかし緊急事態条項をいれたことで事態は一変し、このような惨事を招きました。

お時間あるときにぜひご視聴ください。


その緊急事態条項が今回の草案に第9条の2項に「国防軍」として盛り込まれているからです。

「中国が攻めてくるから、軍は必要!」「アメリカばかりに頼らず自国は自分で守らないと!」

私も最初はそう思っておりましたが、実際戦争は起こらないことがわかりました。

ではなぜ「自衛隊が今必要なのか?」


次回はこの恐るべき緊急事態条項についてと、それに関する私たちの人権についてお伝えします。改憲がなぜ危険なのか…それは草案を全部理解しなければわからない。

この改憲を止めなければ、とてつもないことが起こることを草案でご説明いたします。

0コメント

  • 1000 / 1000